しごとーいあきた in 由利本荘実行委員会/菅原 潤(秋田県由利本荘市)

まずは皆さまにお詫びを。。。
鳥海とライフの更新がなんと3年ぶり!
音沙汰なくて申し訳ございません。
そして、今回のインタビューのお相手 菅原さんにお詫びを。。。
なんと取材は2年前!
放置して申し訳ございません。

何をしていたんだと言われればそれまで。。。グーの音も出ない。
言い訳をAIに考えてもらおうかと思いましたが、ここは素直に謝罪し、何事もなかったかのように再開をさせていただこうと思った次第です。

さて、
菅原潤さんですが、普段は超のつく有名企業にお勤めですが、その傍ら、「しごとーいあきた」の活動を行っています。
出身は岩手県の紫波町。近年、まちづくりの先進地域として視察者の絶えないあの町です。
大学卒業後、就職を機に秋田で暮らして16年(2023年当時)。現在は本荘に居を構え、家族と共に暮らしています。

ここでまずは「しごとーい」についての説明を…。
年に1回、由利本荘市内で「”こどものまち” しごとーいあきた」というイベントが開催されています。
知らない方も多いかもしれませんが、それもそのはず。この”こどものまち” はこどもが主役で大人は入れません。
こどもたちが、まちの中ではたらいて、給料をかせいで、かせいだ給料でまちを楽しむ。
そして、まちを楽しみながら、働くことの楽しさやむずかしさを体験する。というイベントです。
大人は入れませんが、「おとにゃん」というネコの姿をした妖精が、お手伝いをしてくれます。
そうです。菅原さんは「おとにゃん」の代表ということになります。
ドイツで行われている「ミニ・ミュンヘン」というイベントをモデルに、全国各地、そして県内の他の自治体でも開催されています。

これが「おとにゃん」!
イベント当日はたくさんの「おとにゃん」がお手伝い

イベント当日は約120人の子供が参加し、「おとにゃん」は約100人。
2023年の開催時は、由利本荘・にかほ市の小学生にチラシを配布し、240人の応募があったとのこと。なかなかの倍率です。

「しごとーい」の基本理念は「正解を教えない」「それやっちゃだめって言わない」「とーい(お金)を大切にする」

”こどものまち” では自分の好きな仕事を見つけて働くことができます。働くことで「とーい」という単位のお金をもらえます。このお金「とーい」を使って、食べたり買い物したり、自分の好きに楽しむことができます。

2022年に開催された「しごとーいあきた in 由利本荘」の様子をフォトギャラリーでご覧ください。

菅原潤さん(以下、菅原)
「こちらが用意したものを、こどもたちが自由に解釈してなんでも仕事に変えてしまう。それを見て大人が勉強になる。『そうだよね!』という気付きをもらえます」

松本「子育てって大人育てでもありますからね。ほんと教わることが多い。むしろ大人が学ぶことが多いくらい」

菅原「そういった『こどもの成長』を目の当たりにすると、なんとも言えない気持ちになり、元気が出ます。さらに、かつてこのイベントに参加した子どもが中学生になってボランティアとして参加してくれたり、大学生など地域の若い人がボランティアとして参加してくれたりしている。そうやって世代が繋がっていくことがとても嬉しいことです」

松本「これまで見た子育てイベントの中で一番すごいイベントだと思っているので、地域のこども全員に体験して欲しいと思ってます」

菅原「今は何よりも運営していて楽しいし、何よりも大人の学びが大きいと思っています。今後はこのイベントを継続して実施していくために、参加企業のメリットを明確にし協賛金を増やしたいと思っています」

「子育てとまちづくりは一体」

このイベントは市の補助金と企業からの協賛金で運営されています。多くの「おとにゃん」たちがその日のために準備を進めています。
どんなイベントでもその継続には頭を悩ませています。特に大きいのが「予算」と運営する「人」の問題です。乗り越えるにはやはり行政の力、そして関わる人がやりがいを感じ、楽しいと思えることが必要なのかもしれません。

こどもたちの目の輝きと、とびっきりの笑顔のために。

なんと!2025年の「”こどものまち” しごとーいあきた in ゆりほんじょう」の開催は11月23日(勤労感謝の日)!

しごとーい in ゆりほんじょう 公式HP https://yurihonjo.shigoto--i.com/

Interview / 松本 学、Write, Edit & Photograph / 齋藤 渉